RPL(ロールプレイラーニング)の役割(ジョブ)について
タンキューパーティーでは、6種類のジョブから役割を選択します。
- 勇者(ゆうしゃ) -
勇者はパーティーを率いるジョブです。話し合いの時には、司会。発表時には、全体に向けて発表します。
- 僧侶(そうりょ) -
僧侶は、全体の話を聞くジョブです。うなづいたり、いいね、と反応したりすることで、勇者や戦士を元気付ける効果があります。
- 賢者(けんじゃ) -
賢者は、それぞれ話し合いで出たことや、気づいたことをメモする役割です。発表時には、勇者の発表を、書いたメモでサポートしたりします。
- 戦士(せんし) -
戦士は、話し合いで一番最初に発言するジョブです。こんにちは!や、よろしく!私はこう思う!と口火を切ったり、盛り上げます。
- 遊び人(あそびにん) -
遊び人は、決まった役割を担うより、自身が振る舞いたいように振る舞うジョブです。話し合いに参加しなくてもいいし、遊んでもいい。そこから生まれるイノベーション担当です。
- 召喚士(しょうかんし) -
召喚士は、でた話やコンセプトを、絵や作品などさまざまな形で表現するジョブです。まとめを作ったりなど、可視化をしたりします。
一人で全部できなくてもいい
私たちの世界は、一人一人の存在の相互作用で成り立っています。学校では、勉強できること、スキルを獲得することをよしとし、どんどん自分でできる力を育てていきますが、世の中はそれぞれのコラボレーションで成り立っています。プレゼンは、プレゼンが得意な人がやります。聞くことで多くの人を活かす人がいます。世の中はあらゆる役割で溢れています。
それぞれのありのままの役割で互いを生かし合いながら、生き合う。そんな体験を、タンキューパーティーではお届けしたいと思っています。
ただ、いるだけでいい
どんな子も、「ただ、いるだけでいい。」これがタンキューパーティーのコンセプトです。
勉強をすること、スキルをつけること。子どもたちは常日頃、自身を社会が求められる形に変化させるという環境にいます。それは、ありのままでは、存在してはいけない。価値がある存在にならなければならない、というメッセージを帯びています。
しかし、どんな子にも、その子がいたからこそ起きることがある。価値がないと思われている、どんなものにもその意味と価値があります。