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探究学習と天才の関係って?【塩屋純一】
はじめましてこんにちは。
tanQfamilyで主に動画制作をしています、塩屋純一と申します!
太陽の国、宮崎に生を授かり高校卒業まで田んぼのど真ん中を通学する毎日。
大学入学を機に上京して、標準語に慣れるのに10年近くかかりました(ノ∀`)
大学卒業後は総合商社で情報産業に携わり、気づけば6年が経過していました。28歳のときに教育の分野へ飛び込み現在に至ります。
思えば共働きの家庭で末っ子の弟ということもあり(二つ上の姉がおります)自由にのびのびと育てられて、物心ついた高校生時代までやたらと好きなことに没頭していたように思います。
そう、好きなことに没頭していたのです(; ・`д・´)…ゴクリ
今回は初回ということもあり、探究学習について思うところを少しお話ししたいと思います。 有名な調査でご存知の方も多いかもしれません。

昔ある調査で、音楽大学のヴァイオリンを学ぶ学生をヴァイオリンのうまさで3つのグループ
に分けたそうです。うまいグループと普通のグループ、下手なグループ。 そしてこんな質問をしました。 「初めてバイオリンを手にしたときから、これまで何時間練習してきましたか?」
日々の練習時間をアンケートで聞いてみたところとても興味深い結果が現れました。
うまいグループの学生が一番練習していたのです!
と、書くとあまりにも当然のように響くかもしれませんが、この結果はさらにこう続きます。
普通のうまさのグループは普通の練習時間で、下手なグループはあまり練習していませんでした。
つまり、たくさん練習した学生で下手な学生はおらず、あまり練習していないのにうまい学生もいなかったのです。
少しの練習なのにうまい、「生まれつきの天才」はいなかったそうです。
この調査を紹介しているマルコム・グラッドウェルはこう書いています。
「生まれながらの天才などいない」
この話を聞いたとき、僕はなんて素敵な話だろう、と感じたのを覚えています。
がんばった時間は必ず上達を約束してくれる。
そして、探究学習の大事なポイントはここにあります。
長い時間飽きずに続けられるかどうか、それはひとえにその活動が好きかどうかにかかっていると思うのです。
好きなことに没頭すれば、人は必ず上達する。
そんな「君だけの好きなこと」を親子で一緒に探して、子供にプレゼントしてあげるのが探究学習です。
今すやすやと眠っている子供の目の前に広がる未来。
そのたっぷりとした時間に彼/彼女が好きな活動をそっと差し出してあげること。
させられて苦しい忍耐ではなくワクワクして胸ときめく冒険で満たしてあげること。
そんなプレゼントのお手伝いができればと、今この仕事をしています。
子供のスイッチは多種多様なのでいったい何がその子のスイッチになるのかわかりません。
だけれども少しでも楽しくドキドキする形でいろんな分野に出会わせてあげられたら、それに勝る喜びはありません。
みなさまからのご家庭の様子やお悩み、改善点など、本当にお気軽なお一言で結構です。首を長くしてお待ちしております(*´∀`*)
さて、最後になりましたがそんな私が好きな趣味はというと、
料理
でございまして、朝ごはんを作ってレシピを紹介する料理研究家として本を出版するまでに至りました。
やっぱり好きで没頭していくとどんなことでも高みに近づくのだなあと自画自賛ながら探究の素晴らしさを感じたところでございました(やかましいわ)
こんな私ですがこれからもどうぞよろしくお願いします!\(^o^)/