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1番感謝を伝えたい人はお母さん!?【冬のLaboスペ】 病気 vs 人類 〜2000年の戦い 2日目

2日間の特別プログラム。冬のラボスペ 【人類 vs 医療 〜2000年の戦い】
を開催致しました。
2日目の幕開けは、前日の復習クイズから。


全員がほぼすべて昨日の内容を覚えている。。。恐るべし。
復習クイズの一貫として、
① なにもしていない牛乳
② ヨーグルトを入れておいた牛乳
の2つを比べてみました。結果。。。

① はめっちゃくさい!
② はヨーグルトになっている!!
いったいどうして②は腐らなかったのでしょうか?

その正体を突き止めるため、高性能顕微鏡で②を見てみました、すると出てきた、腐らなくしてくれるものの正体。

乳酸菌です!
す、すごい!!おとなたちからも歓声が!!
目に見えないものが僕達の体も支えてくれていると感動。
続いてインドのある村を丸ごと一つ滅ぼしたといわれる、
人類史上もっとも凶悪と言われている病気、天然痘との対決。
その感染力から、世界中を恐怖の渦に巻き込んだこの病気と戦ったのは、イギリス人のエドワード・ジェンナー。前日紹介した解剖医、ジョン・ハンターの教え子でした。
彼はウシの乳搾りにより牛痘にかかった人物は天然痘になりにくいという言い伝えの根拠を求め、実験を開始。そしてあるものを使うことによって、その病気になりにくくする手法を開発。

それは、ウシの牛痘。患部を擦り付けることで、
なぜか天然痘の予防ができるようになったのです。
いったいどうして?
実は、体の中では、"免疫" と呼ばれる小さな戦士たちがウィルスや細菌たちと戦っていました。

ウシの牛痘は、天然痘と比べると、弱い病気です。
その弱い牛痘と免疫たちが戦うことで、いわば練習試合を行っていたのです。
体の中の脅威のシステムを知った子どもたち。
「体の中で戦ってくれてたんだぁ」
知らず知らずのうちに自分の体で起きている神秘に驚いていました。
長い長い病気との戦いの歴史を知った子どもたち。
最後に、
「自分がありがとうと言いたい人物」
「病気と戦うアイディア」
を考えて発表してもらいました。
子どもたちが、ありがとうと言いたい人物、1位はなんと、
「お母さん」

自分の免疫が強くなるまで、お母さんの免疫が守ってくれていました。
そのことを知った時、お母さんに感謝したいという気持ちが芽生えたのでした。
自分は守られている存在だった。
何気ないことに感動し、感謝を伝える姿は、
スタッフや保護者さん共々強く胸を打たれました。
"学ぶ" ということは、
身の回りのことに "気付ける" ことでもあると思います。
そんなことを感じた2日間でした。
ご参加頂きました皆様、本当にありがとうございました。
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