- TanQ
”やりぬく力” はこんな時に伸びる!!
■ "やり抜く力" が高ければ高いほど、健康や幸福感も高くなる
少し前にこんな本が流行りましたね!
この本によれば、"やり抜く力" が高ければ高いほど、健康や幸福感も比例して高くなる(P. 359)そうです。
それは直感的に理解できますが、問題なのは、「どのようにして "やり抜く力" を高めるか?」ということですよね。
そのヒントとして、"成功者は「カイゼン」し続ける" と記載がありました。 ※ 「カイゼン」= 継続的に改良すること
では、そのカイゼンはどうやって生じるのでしょうか。
探究型通信教育 "tanQfamily"で、こんなカイゼンストーリーがありました。
電磁気について学んだ後、磁石の力と電気の力を結びつけたファラデーの発見に関するこんな遊びを紹介しました。
すると、小学2年生の男の子がチャレンジをしてくれました。
銅線とネオジム磁石と、単4電池を使って「世界一簡単な電車」を作ります。
※詳しくはこちら
(公益財団法人 日本科学協会)

実験はうまくいかず。
うまくいかなかったらそれで終わり?
いえいえ、彼はそう、「カイゼン」を加えます。

「磁石が大きすぎたんじゃないか?」
「もっと小さな円のバネにしないといけないんじゃないか?」
「バネを抑えて銅線同士が近づかないといけないんじゃないか?」
様々な仮説を考え、実験に取り掛かります。

こんどは小さすぎて入らず。。。残念!
しかしまだまだ諦めません!
更なる「カイゼン!」

まだ走らない。。。
もうだめか、、、そう思ったその時!
今度は銅線が熱くなってきた!
原因を考え、「カイゼン」を加え、少しずつ前進していく姿。
スタッフの目頭も少し熱くなってきました。。。
■ なぜカイゼンし始めるのか?
うちの子はすぐにあきらめてしまう。。。そんな風に感じていらっしいる保護者の方も多いかもしれません。この本ではその点について重要なことを言っています。
興味と、情熱と、没頭しカイゼンし続ける姿勢は、ひとつなぎのものである。というのです(P.136)
噛み砕いて言えば、「やりたい!」と心から思ったことは勝手に思考し、やってみて、カイゼンします。そう、カイゼンをし始めるかどうかは、取り組むもののテーマとセットなのです。
■ 情熱は一発では入ってこない
しかし、関心があることさえも、自分でさえはっきりと気づかない場合も多いそうです。NASAのある宇宙飛行士は、ロケットの打ち上げを、「何年もの時間をかけて何度も見た」おかけで夢中になりました。
ぼんやりとしていた興味の方向が、少しずつ、少しずつくっきりしてくる。そんなところから無限のカイゼンを生む「やりたい!」が生まれてくるのではないでしょうか。
そして、そんな活動には、周囲のサポートが重要だと解説しています。誰がロケットの打ち上げに連れて行ってくれたのか?
それは、保護者でした。
今回の小学2年生の男の子の保護者の方も、根気強く子どもの興味の行く先を見守っていらっしゃいます。興味を持ったものをやってみて、より興味を持ちそうならより深めるためのサポートをされています。そのサポートが、少しずつ子どもの「やりたい!」とカイゼンを産みました。
家庭だからこそ、とことん子どもに寄り添える。そして、寄り添いは子ども達の個性に応じた「やりたい!」を産み出し、カイゼン活動を通じて、やりきる力を育みます。
家庭にしか担えない教育的な価値がある。そう信じて、これからもご家庭での探究学習をサポートしていきます!
探究型通信教育 "tanQfamily"
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tanQfamily(タンキューファミリー)はご家庭での探究学習をサポートする通信教育サービスです。 新しい"わくわく"が欲しいから学ぶ。自分のチャレンジを誰かに伝えたいから最後まで頑張る。tanQfamilyでは、そんな本来の学びのカタチをご家庭にお届けいたします。詳細はこちらから