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「ありのままでいいよ」背中で語るお父さん!
こんにちは!タケオクンです!
探究型の通信教育サービスtanQfamilyでの、あるご家族の取り組みをご紹介します。
音楽の印象派ドビュッシーのストーリーを親子で学び
音楽を聴いて、感じたことを絵にしてみよう!と、みんなでチャレンジ
さあ、どんな絵ができあがるのでしょうか?
■10歳のお姉さん
~絢香の「虹色」を聴いて~

モヤモヤしたもの「?」がスッキリ「!」になる爽快感を描いています。
大きな「?」と「!」が印象的なこの絵。
墨汁と筆をつかって、どっしりとした迫力が絵から伝わってきます。
墨とは対象的なカラフルなカラーペンが全体を引き締めています。
■8歳のお兄さん
~秦基博「ひまわりの約束」を聴いて~

ドラえもんの映画の主題歌から、感動の別れのシーンを描きました。
別れの涙を流しながらも、笑顔を見せながら、しっかりと立つ少年
遠近感を感じる手前の少年の背中
彼はどんな表情をしているのでしょう?
背中で語りかけているかのように見えてきます。
■4歳の弟くん
~仮面ライダーの主題歌を聴いて~

黄色の台紙に、思ったままの表現をしている絵。
飛び跳ねるモチーフ左右に、対象なイメージが描かれています
切り取られたキャンバスにも表現の広さを感じさせてくれます。
■制作秘話〜父は背中で語る〜
兄弟3人それぞれに、個性あふれる絵を堂々と描いてくれました。
どれも、素晴らしい!
でも、音楽を聴いて、思ったことを絵で表現したり、自由に自分を表すって、実はとても難しい。
「うまく描かなければ」
「こうしないといけない」
そんな、思いにとらわれることもあります。
実際に、子どもたちは
「うまく書けないよー」
とイライラする時もあったのだとか。
そんな子どもたちをアクティブにさせるお父さんの必殺技がこれ!
■お父さん
~中島みゆき「糸」を聴いて~

なんと、お父さん自らがチャレンジしてしまいました。
音楽を聴いて、変な絵を思うがままに書いてみたとのこと。
子どもたちからの
「綺麗にかけてない」「糸の色が統一されていない」
とのツッコミに、この一言
「そんなのは気にしていないんだ」
カッコイイ!
「ありのまま」に気持ちよく絵を描ききったお父さんの背中
その姿に勇気づけられた子どもたち
効果の程は、一目瞭然ですね
自由に表現を膨らませることが出来ています。
こんな、コメントも添えられていました
「ありのままを認めてもらう」ことの大切さを親になっても感じる自分がいます。小学生の中学年ぐらいになると、「こうしないといけない」「うまく描かないといけない」みたいな変なルールが子供の中に無意識のうちに働いてしまっているのを感じました。わがままで良い、というのとも違う「ありのままで良い」というのを子供たちに気づいてもらいたいとも思いました。
■「ありのまま」で良いと思うには
自分の思い通りの表現ができないと、とてもモヤモヤしますよね。
私も歌を歌う事がとても苦手で、カラオケなんかはずっと苦痛でした。
うじうじしていた私に、
「上手い下手なんか気にせずに、思うままに声を出せ!」
といいいながら、B’zを熱唱してくれたおじさんがいました。
それ以来、歌う事は、ちょっぴり怖くなくなりました。
子どものモヤモヤを吹き飛ばすコツは
子どもと向き合い「ありのままでいいんだよ!」と語りかけること
にもまして
子どもと同じ目線に立ち「ありのままでいいんだ!」とチャレンジすること
にあるのではないでしょうか?
星の王子さまのサン=テグジュペリは著書『人間の土地』でこう語っています。
愛するということは
互いに見つめ合うことではなく
ともに同じ方向を見つめることだ
彼は、この言葉を男女の愛を語るために使ったわけではありません。
砂漠に不時着し、同じ運命をともにすることになった友との関わりの中で見出した言葉でした。
親子の関わり合いにおいても 同じものを共に見つめることで、
お互いを励まし合うことができるのではないでしょうか
「親子が一緒に学ぶ」その秘訣は、この言葉にあるのかもしれません。
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